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茨城県大洗町『味処 大森』
店構えは料亭風です。
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
大洗駅からタクシーで5分程度の場所にあります。歩くにはちょっと遠いのですが、車で行くとお酒を飲めなくなってしまいます。。。
ここは、「いわし料理」で有名な店で、いわしの様々な料理が味わえます。また白魚(=ヒラメ)、赤魚(=マグロ)のお造りなども、その日の入荷次第で楽しめます。冬場には「アンコウ料理」にも力を入れているようです。
今回、まず注文したのは「いわしのお造り」です。
かなり新鮮なお造り
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
普通、光り物はどーしても独特の臭みが若干ありますが、新鮮な為か臭みは一切ありませんでした。また非常に脂が乗っていて、魚の脂の甘みを堪能できました。日本酒にぴったりです(笑)
写真には撮り忘れましたが、料理にあわせて熱燗をいただきました。ここでは大洗の地酒である「月の井」を出してくれます。
この「月の井」というお酒ですが、名前を聞いた覚えのある方はいませんか?実は2006年春にドラマになったお酒なんです。
造り酒屋の主人(=舘ひろし)はある日余命半年を告げられます。それまでは酒作りのことは全く知らなかった妻(=安田成実)ですが、夫との"さいごの約束"を果たすため、新しい酒造りに取り組むお話です。
このドラマは実話に基づいて製作されており、その酒屋が「月の井」なんです。今でもドラマに出てきた奥さんが社長としてがんばっておられるようです。
そんな「月の井」の熱燗とともに頂くいわしのお造りは最高でした。
次に注文したのは「共酢」です。
共酢和え
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
「共酢」とは鮟鱇の肝や身、皮や胃袋などをさっとゆがいたものに、肝を溶いた味噌をつけていただく料理です。鮟鱇は『鮟鱇の7つ道具』といわれるほど、いろんな部位が食べられます。(7つ道具=身・肝・胃・皮・卵巣・えら・ひれ)
そのいろんな部位の食感を楽しめる料理です。肝を溶いた甘めの味噌ともよく合って、とても美味しかったです。
次に鮟鱇のどぶ汁を注文しました。この「どぶ汁」ですが、普通の「鮟鱇鍋」と何が違うかというと、鮟鱇鍋は普通の出汁を使うのに対して、「どぶ汁」は肝を出汁で溶いて使います。
女将さん(?)がやってくれました。
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
まず、生の肝を炒っていきます。最初はピンク色っぽい色をしているのですが、徐々に変わっていきます。
肝が溶けてこんな感じになります。
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
徐々に脂が出てきて、そのまま火を加え続けると、写真のようになります。これに出汁を加えて出来あがり。
出来上がった出汁を具の上からかけます。
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